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第13回健康教室 転倒予防
投稿日時: 2017-09-20 17:04:16
みなさんこんにちは。
先週16日土曜日に恒例の元気で有り続けるための健康教室が開催されました。
今回は「寝たきりを防ごう 転倒予防のコツ」と題して
当院リハビリテーション室室長の岡田が講演を行いました。
高齢になると筋力の衰えによりちょっとした段差でもつまずいて、
転倒しやすくなります。
また、女性は特に骨がもろくなりやすいので、ちょっとの転倒でも骨折してしまうこともあります。
骨折が原因でその後介護が必要な状態になる人も多いです。
筋力が弱っている状態のことを「ロコモ(ロコモティブシンドローム)」といいます。
布団の上げ下ろしや掃除機の持ち運びがしんどかったり、
片足立ちで靴下がはけなかったり、
15分以上歩き続けるのが困難だという人は
筋力の衰えが見られ、ロコモである可能性があります。
今回そんなロコモを予防、改善するための簡単な体操を紹介しました。
これは歯磨きをしながら出来る体操です。
①片足立ち 片足を上げた状態で左右1分間ずつ
②かかと上げ 片足立ちの状態で地面に付いたかかとを上げ下ろし 左右15回ずつ
③スクワット つま先より前に膝が出ないようにお尻を引いて膝を曲げる ゆっくり6回
※転倒の危険の無いように、不安な方はどこかにつかまりながら行ってください。
また、「リビングウィル」といって、
もし寝たきりになってしまったときに延命治療や痛みの除去治療を望むかどうかを
判断力のあるうちに家族と話し合い、希望を書面に残すやり方についてもお話ししました。